小咄


突破文をちらほらと。
◆政宗 



"面倒だ"

一言で言ってしまうなら、この単語に限る。

毎朝狭い車両に押し込められて不愉快さに眉間にしわが寄る。
やっと外に出られたと思えば、先ほどの車内と全く変わらない人の混みようにうんざりさせられるのだ。

そして最終的には"学校"という箱に閉じ込められてげんなりとして家に帰るの繰り返し。

どうでもいい日々がどうでもよく過ぎていくことに、ただ、ただツマラナイと溜め息をこぼした。


ふと見上げた空は太陽の光を浴びてキラキラと透き通っていて、なぜだか温かいものが頬を伝った。



悔しいくらいに晴れ渡った空に何だか虚しさを感じた政宗様。

このあと誰かと出会って世界が色づけばいいと思う←

2011/04/25(Mon) 22:32

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