小咄


突破文をちらほらと。
◆幸→→→政/ 狂愛 


白磁の肌がこちらへこちらへと妖しく腕を振る

ニヤリと上がる口角に俺の視線は釘付けになった

「ャ…っさわ、な…!」

「クク…誘ったのは貴殿ではないか」

「な!?誰がそんな…っ」

「貴殿は某のものだ」

クツクツと喉の奥が至極楽しそうになるのを止められない。

ようやく捕まえたという狂喜に酔いしれて未だに離せと泣きわめく政宗の唇に噛みついた。



もう逃がさない


望み通り籠の中で


飼って差し上げましょう


-END-


狂愛ちっくに。

2011/08/25(Thu) 19:12

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ