短編

□嘘吐き
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『俺が死ぬ?HA!そんなこと有るわけねぇだろ。you see?』

そうやって君は
いたずらっ子のように笑ったのに。

『俺を残して死んだりしたら、後世まで呪ってやるからな。』

薄い、けれど紅く熟れた唇を妖艶に吊り上げて、君は俺は言ったのに。

『See you、darling…』

君は鉄の香りを交えた甘い口付けを一つ残して

『I love you…forever…来世で、待って…る、から…見つけろよ…?』

可愛らしく、強請るような言葉を紡いで。
君は俺を残して目を閉じた。





死ぬわけ無いって笑った君は
もう何処にも居ない。


絶対来世で見つけて
文句言ってやるんだから






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