天国
□ありえねぇ!!
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「いーざーやくん…なんでこっちにきてんのかなぁ??」
始まりはあいつのこの一言だった。
「静ちゃんの可愛い顔を見に来たんじゃない。」
「…………は?」
ついに壊れたか…?
いや、もとからへんな奴だったが。
あんだけ会えば殺し合いをするような仲なのに、なにが可愛いだ。
いや、いや、いや。
そこだ。
こいつ今なんて言った??
「本当そういうとこ、可愛いよねぇ。」
俺がか?
男だぞ?
可愛い??
この俺が、可愛い!?
考えた結果、ある答えにたどり着いた。
これしかねぇ。
ぜってぇ、そうだ。
相変わらず、うぜぇ。
「おちょくってんのか、イザヤ君よぉ??」
うぜぇ、うぜぇ、うぜぇ、うぜぇ!!
そう言うと、にっくき臨也がわざとらしくため息をついた。
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