りくえすと。

□24時間だけ休戦コンビ。
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「ぜぇぇぇぇぇぇってぇ嫌だ!!」






「アハハッ!!俺はかまわないんだけどなぁ」













セルティはこんな二人が向き合ってたった今座っている自分のよく知る、




というか、

同居人の、岸谷 新羅を穴のあく位見た。



――――なにを考えているんだ、新羅は。



ニヤニヤしながら、新羅は静雄と臨也にお願いをしている。

大体、この話は意味が分からないところが多々あった。




新羅が二人にバイトを頼んだのは数日前だった。
内容はセルティに来た依頼の一部で、
1日ある人物の様子を見はるというもの。





ここで、おかしい所が2つでてくる。






1つはこの依頼はもうほとんど片付いていて、
見はると言っても、30分程度。



2つ目はなんでこの二人かって言う事。







このチョイス。









明らかにおかしくないか!?








セルティは無い首をかしげ、新羅を見つめる。




その視線に新羅が気付く。







「なんだい?セルティ。
さっきから君の熱い視線が僕の横顔に突き刺さって、ぐへほらぁ…っ!!
痛いよセルティ!!SMプレイかい!?
君にそんな趣味が!!
いや、でも僕はどんな趣味でも君に合わせてみせるよ!!
セルティの事が大好きだからね!!」










『黙れっ!!』










『大体どう言うつもりだ?』













「狩沢さんに頼まれたんだ。
15万の依頼で。
静雄には特に内緒だよ。」



















――――――そういうことか…。











ごめん…静雄。


















≪24時間だけ休戦コンビ。≫

















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