神の住まう街(妖怪)
□・・”神”
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『稚秋たちのパパたちは皆顔見知りなんで
す』
『皆いつか下界に降りるんだし、それなら
一緒の方がいいだろうって・・』
『うん』
つ「あの・・お二人の親はどうしたんですか
・・・?」
『パパはめったに下界に降りられないの』
『ママは・・死んじゃったけどね・・』
「「「!!!」」」
『『ある妖怪に殺されたの』』
つ「ごめんなさい・・・;」
『気にしないで』
ぬ「お主ら・・これからどうするんじゃ?」
『風美たちが目を覚ますまで居てもいいで すか・・?』
ぬ「かまわんよ」
『ありがとうございます・・』
『りっくん』
緑「あ?」
『静琉たち連れて、戻っててくれる?』
緑「・・・分かった」
『『ありがとう』』
しばらくして、緑王たちは帰っていった。
毛「まさかリクオ様のクラスメイトが妖怪?
だったなんて・・;」
つ「まったく気ずきませんでした・・;」
『(クス)気をつけてたから・・』
『ね』
首「あの・・聞いていいですか?」
『!!』
『(ニマ)v』←
『は・・い・・?』
首「ライ斗・・と言う彼は、雷神の息子・・
なんですよね?しかし、彼は雷に打たれ
て怪我をしたのですけど・・?」
『『それが問題なの・・』』
リ「・・・・・」
未だそとは、大雨・・そして雷も鳴っている
ラ「・・・狂鳴、だ・・・;」
「「「「「「『『!?』』」」」」」」」
『ライ斗!?』
『起きたの!?』
ラ「あんぐらい、大した事ねぇよ!何度も受
けてるっつーの。」
『良かった・・・』
ラ「フン」
リ「なぁ・・狂鳴って何だい?」
ラ「親父の身に何か起こったんだ・・。だか
らコントロールが効いてない。」
『このままじゃ危ない・・』
『どうしよう・・・;』
「姫たちの力が必要だ」
フワッ
室内に風が吹いた。
「久しぶりだな」
『『・・・・風神さま!!?』』
双子の叫びに、奴良組+幹部たちは目を見開くのであった・・。
「元気だったか?」
『・・どうして風神さまが・・?』
「頼みごとがあってな・・」
ラ「・・・・・」
「おう・ライ坊・・久しいな」
ラ「・・・悪い・・バカ親父の所為で・・」
「風美のことは気にするな。・・お前、庇
ってくれたんだろ?じゃなきゃ抑制のな
い雷を喰らって生きてる訳ねーからな」
ラ「・・・・・」
「それに、あれは・・不可抗力だ」
『何があったか・・知ってるの・・?』
「あいつを助けてやってくれ・・・。あい
つは・・今、毒に犯されている」
ラ「毒?」
「いつものように、二人で会話をしていた
んだ・・。だが・・何処からとまもなく
、ヤツは現れた・・・。」
風神は静かに語り出した・・。
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