神の住まう街(妖怪)

□ごめんね・・
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ーーバシャッ

    バシャッ







『うわっ凄い雨・・;』



『薄暗くてよく見えないしーーっ!!』






ザーー・・ザーー・・






『だんだん暗くなってきたね・・そろそろ
  いけるかな・・??』







雅と葵は、お互いの手を握って目を閉じた。







ーーキィィッ







 <風美・・・風美!>







ーフワッ







風が・・少し吹いた・・。







 <雅・・葵?>



 <!繋がった!!>



 <良かった・・>



 <言いたい事は分かってるわ>



 <・・・雷の事だろ・・?>



 <・・、ライ斗!?ライ斗いるの!!?>



 <あぁ>



 <雷が鳴り出した頃から・・外行くって言
  い出して、連れてけって・・>



 <今日は・・鳴らない筈なんだ・・、チッ
  。一体どうしたってんだ・・親父・・>



 <雷神様に・・何かあったのかな・・?>



 <うん・・>



 <・・・・・>







ライ斗は・・雷神の息子。



れっきとした神だ・・。



・・他の子たちも・・ね。







 <とにかく原因を調べないと・・!!>



 <風美はライ斗と調べて!!>





 <分かったわ・・<なっ!?チッ!!





   危ネェ!!>えっ・・



     きゃぁぁぁぁ!!







 ーーゴロロロロ



     ドオォォオオンッ







『なっに・・え、風美!?風美!!!』



『今の音・・えっ、落ちたの・・!?』






二人の顔が真っ青になった。







『どうしよう!?』



『ライ斗が居るけど・・気は・・失ってる
  と思う・・;;;』



『あっ・・りっくんたちなら、何か分かる
  かもしれない・・!!、行こう!!』







月城家へ、全速力で走った・・。







****************************************







ーーバタバタッ




ーーーバァアン








「「「みーちゃん、あーちゃん!!」」」




『紅音、静流・・玲奈ッ・!!』



紅「風ねーちゃんとライくんがぁっ」



静「(ヒック)、きが消えちゃったの〜、」



玲「どうしよぅ〜グスッ・・うわぁ〜ん・・
  !!!!」



稚「落ち着け!あいつらは死んでねぇ!!、
  気ィ失ってるだけだ!!!」




「「「わあぁ〜ん(泣)」」」




『稚秋、りっくんは?』



稚「今出てる・・;」



『二人の落ちた所、分かる??』



稚「・・あの、大きな化け物屋敷だ」




『『!!!?』』




『〜〜・・仕方ないか・・;』



『二人の方が、心配だし・・ね』



『うん!紅音、一緒に来てくれる?』



紅「う?」




『静流と玲奈は此処にいて。・・雷だから
  ・・二人は危ない。』



『稚秋は二人を見てて!』



稚「あぁ」






雅と葵は、紅音を連れて、再び豪雨の中へ、出て行ったのだった・・。










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