神の住まう街(妖怪)
□ごめんね・・
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ーーバシャッ
バシャッ
『うわっ凄い雨・・;』
『薄暗くてよく見えないしーーっ!!』
ザーー・・ザーー・・
『だんだん暗くなってきたね・・そろそろ
いけるかな・・??』
雅と葵は、お互いの手を握って目を閉じた。
ーーキィィッ
<風美・・・風美!>
ーフワッ
風が・・少し吹いた・・。
<雅・・葵?>
<!繋がった!!>
<良かった・・>
<言いたい事は分かってるわ>
<・・・雷の事だろ・・?>
<・・、ライ斗!?ライ斗いるの!!?>
<あぁ>
<雷が鳴り出した頃から・・外行くって言
い出して、連れてけって・・>
<今日は・・鳴らない筈なんだ・・、チッ
。一体どうしたってんだ・・親父・・>
<雷神様に・・何かあったのかな・・?>
<うん・・>
<・・・・・>
ライ斗は・・雷神の息子。
れっきとした神だ・・。
・・他の子たちも・・ね。
<とにかく原因を調べないと・・!!>
<風美はライ斗と調べて!!>
<分かったわ・・<なっ!?チッ!!
危ネェ!!>えっ・・
きゃぁぁぁぁ!!>
ーーゴロロロロ
ドオォォオオンッ
『なっに・・え、風美!?風美!!!』
『今の音・・えっ、落ちたの・・!?』
二人の顔が真っ青になった。
『どうしよう!?』
『ライ斗が居るけど・・気は・・失ってる
と思う・・;;;』
『あっ・・りっくんたちなら、何か分かる
かもしれない・・!!、行こう!!』
月城家へ、全速力で走った・・。
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ーーバタバタッ
ーーーバァアン
「「「みーちゃん、あーちゃん!!」」」
『紅音、静流・・玲奈ッ・!!』
紅「風ねーちゃんとライくんがぁっ」
静「(ヒック)、きが消えちゃったの〜、」
玲「どうしよぅ〜グスッ・・うわぁ〜ん・・
!!!!」
稚「落ち着け!あいつらは死んでねぇ!!、
気ィ失ってるだけだ!!!」
「「「わあぁ〜ん(泣)」」」
『稚秋、りっくんは?』
稚「今出てる・・;」
『二人の落ちた所、分かる??』
稚「・・あの、大きな化け物屋敷だ」
『『!!!?』』
『〜〜・・仕方ないか・・;』
『二人の方が、心配だし・・ね』
『うん!紅音、一緒に来てくれる?』
紅「う?」
『静流と玲奈は此処にいて。・・雷だから
・・二人は危ない。』
『稚秋は二人を見てて!』
稚「あぁ」
雅と葵は、紅音を連れて、再び豪雨の中へ、出て行ったのだった・・。
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