異世界からの旅人(D灰)
□ボクも“仕事”だ・・。
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ア「ノア!?」
『って、マリア大丈夫か!?』
マ「ッ、・・はい・・・;」
『どっこも痛くない!??』
マ「大丈夫です・・;」
『(ホッ)・・良かった・・;』
リ「・・アクマを・・心配してるの・・?」
『そうだけど!?・・悪ィかよ!!』
リ「いえ・・・;」
ア「・・・同じノアなのに・・ロードたちと
アクマの接し方が違うんですね・・」
『仕方ねぇじゃん・・。ボクノアになって
からの時間が浅いんだし・・?』
ラ「それって・・ノアに成り立て・・・って
コトさ?」
『・・・・・・・・』
神「フン。・・・どのみちここで倒せばいい だけだ」
チャキン
エクソシストたちが、それぞれの武器を構えた・。
『あーあ・・。ボクまだノアに成り立てな
のに・・』
マ「麻那様、私がボディを・・!!」
『ううん』
マ「!!」
『いいから・・マリアは下がってて?』
マ「しかし・・・;」
『まぁ・・、怖いケド・・なんか・・・わ くわくするんだ・・!』
マ「・・・・はい・・・」
マリアが後ろに下がり、麻那がエクソシスト達の方を向く。
ラ「・・・ノアには個々の能力があったはず
さ・・。・・お前の能力は氷さ?」
『・・教えねぇーよ・・馬鹿兎』
ラ「うっ!!?」
神「・・・・テメーは俺が斬る」
ア「神田はいつも早すぎるんですよ。だから
早とちりするんです」
神「あ?」
ア「何ですか」
ーーーバチバチ
『・・・喧嘩は向こうでやれよ・・。パッ
ツン男・・白髪似非紳士』
神「ああ!?」
ア「しっ!!?」
ラ「く・・口悪〜・;」
リ「み・・みんな落ち着いて・・;」
『どーでもいいけど、ボク人待ってるんだ
よね・・。・・つーことで・・』
ダン!!!
「「「「!!!!???」」」」
麻那は地を蹴って上へ飛んだ・・。
チャキンッ
刀を空に向けて構え、言った・・。
『霜天に坐せ・・・』
ーーーーーズアァァァ・・・
空を、分厚い雲か覆い・・・日を隠した。
ラ「来るさ!!!」
『氷輪丸ッッ!!!!!!』
グアアアアァァァッ
氷の龍が四人に襲いかかる。
ア「龍!!?」
神「チッ!」
ラ「大槌小槌、満満満!!」
ラビの持つ槌が巨大化する。
ラ「判<火>!!業火灰燼、火判!!!」
ーーーゴオオオオオオ
ラビのイノセンスから出た炎の龍が、氷の龍
とぶつかり、ジュワッと音をたてて蒸発した
『チッ!!』
パッ
麻那は氷輪丸を消し、後ずさった・・。
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