異世界からの旅人(D灰)

□ボクも“仕事”だ・・。
2ページ/3ページ





マ「麻那様・・・」




『平気。マリアは?』




マ「大丈夫です・・・;」




『そっか・・・(ぴくっ) マリア!!』




     ぐいっ




マ「!!?」








とっさにマリアの手を引き、上に飛んだ。


次いで・・・








ア「(十字架の墓!!!)」







        ガガアッッ


   ズザザザザッ








『危なっ!』




ア「避けられましたか・・;」




『・・・また・・マリア狙ったな・・』




ラ「それが仕事だからな;」




『・・・仕事・・・ね・・・だったら・・
  ボクも“仕事”だ・・・』




「「「「!!!!?」」」」




『・・・・・』




      パアッ






麻那の手の中に、さっきとは違う刀が姿を現した・・。








ラ「何さ・・・?」




ア「さっきとは・・違う刀・・ですね・・」




神「(殺気・・強くなってやがる・・?)」




『・・・・吼えろ・・猿尾丸・・!!』





ーーーーズオオオオオオ





リ「来るわ・・!!」




神「チッ・・・!!!!」




          バッ

   ズガガガガッ





神「ッ・・・!!」




ラ「ユウ!!」




ア「神田!!?」






ーーガシャン
        ガシャン






リ「・・・何・・・?・・・今の・・・;」




ア「刀が・・・伸びた・・・?」





『チッ・・・掠っただけか・・。分からな
  かっただろ?・・今の・・コイツの動き
  ・・予測不可能♪』





ア「・・・どうして・・貴方は・・:」




『・・“仕事”だよ・・君らと同じ・・。
  君らはボクの友達を狙った・・。家族を
  狙った・・・。ボクがやってるのは君ら
  とまったく変わらないんだ・・・』




ア「ッ、」




『・・・・・ばん・・か、い・・・・・。
  狒々王・・・猿尾丸・・・!!!!』





ーーーーーーーーゴオオォォオオ








麻那のまわりに、渦がまく・・。








ラ「、ヤベェぞ・・アレ・・;」




ア「・・・えぇ・・;」




リ「どうしよう・・;」




神「斬る」  





   チャキ





ア「ま・・・!?」




ラ「何だ・・あれ・・?・」





       オオォォォ





神「蛇か・・?」




『・・(ニッ)・・狒骨・・』








蛇のような物の口内が赤く光る。








ラ「ヤバイ!!」




『大、砲!!!!』











ドオオオオオオォォォン!!!!











光・・・赤い。



赤い光がまっすぐにエクソシストたちの方へ
向かっていった。








ーーーぐいっ








マ「え!?」




『行くよ!!』








マリアの手を引き、走った・・。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    


ゲホッ






       ゲホッ





ーーーガララッ



ラ「イテテテテ(泣)」




ア「大丈夫ですか?リナリー・・?」




リ「うん・・。私は平気よ。・・皆は?」




ラ「平気さ〜。ユウはどうさ?」




神「チッ誰に聞いてやがる(怒)」




ラ「はははは〜」




リ「あら?・・あの子・・・・」




ラ「・・逃げたさ?」




ア「みたいですね・・」




ラ「しっかし最後の・・凄かったさな・・」




ア「えぇ・・。とっさに飛んでなかったら危
  なかったです・・」




神「チッ」




リ「あの子の、能力・・氷・・じゃないみた
  いね・・?」




ア「えぇ・・」




ラ「ノアになり立てであの力・・厄介だ  な・・・?」




リ「そうね・・」




ア「とにかく一度戻りましょうか・・。コム
  イさんに一応報告して、またきましょう
  ・・・」




ラ「そうさな・・・」




リ「いいわ」




神「・・・・・・・」






そして、エクソシストたちは、目的地に向かって帰っていた・・。















次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ