詩集

□See You Again
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楽しい時はすぐ終わる
何度この瞬間(とき)を経験したのだろう
この瞬間が寂しく恋しく感じられて
時が止まるのを切望した

「また明日」が嫌いだった
ずっと一緒にいたいから
けれど今はこう思う
「また明日」は再会の為の約束なんだ

太陽と月が必ず毎日姿を見せるようにボクらもまた会えるよ
今はそのために笑って別れよう
どうせボクらに涙は似合わないんだから
「明日また会おう」
たったその一言でボクらはまた会えるんだから

偶然出会ったその日から一体何年目になったのだろう
まだまだ未来(さき)だと感じていた別れの時が
いつの間にかすぐそこにいたんだ

自然と寄り添ってできた「仲間」という群れが好きで
「この絆が終わる」
なんてとても遠い未来の話だと思っていた

だけどそうじゃない
絆はこの先一生消えはしない
それを知った今ならきっと笑って「さよなら」が言えるよね
どうせボクらに涙は似合わないんだから
「いつかまた会おう」
きっとその一言で笑って再会できるよね

人は誰かと出会い別れてく
その時感じた悲しみは
神様がかけた再会を感動にする魔法なんだ
「さよなら」の言葉は寂しいけれど
それは再会の約束の言葉だから涙なんて要らないんだ

太陽と月が必ず毎日姿を見せるようにボクらもまた会えるさ
心同士がつながっている限り
どうせボクらに涙は似合わないんだから
「いつかまた会おう」
たったその一言でボクらは笑ってまた会えるんだから

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