07/21の日記
23:55
万事屋よ永遠なれ!
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やっと銀魂の映画観てきました。
多くの方が素晴らしい考察、
秀逸な感想を残していらっしゃるので、
今更言えることもないのですが…
抑えきれない(´□`)!
ちょっとだけ漏らしたいので、
以下ネタバレ注意!
未来神楽さんの、顔をよく見せて…のシーン。
改変した先の未来で、
また逢えるかわからないから…
現在から来た銀時にとっては、
望まない未来を変えた事になるけど、
未来の人間達にとっては(エンミの銀さんを倒した時点で未来は既に変わったOR現代銀さんが過去銀さんを殺した…けど更に未来から渡ってきた長谷川さんに阻止された…よって未来が変わった?どちらにしても↓↓)、
たとえ望まなくとも、
どれだけやり直したい過去でも、
彼等らしく曲がりなりにも生きてきた道のりを、
完全になかったことにすること。
自分自身の存在自体を消すことで、
たとえ先がどうなるかわからなくとも、
銀さんのいる、
みんなで生きる未来を選択したのだと思うと、
なんだかハッピーエンドのようで、
それだけではないんじゃないかなーという事を感じました。
『たとえ記憶は消えても、
魂はつながっている』
というのは、銀魂の主題の一つですね。
それでも、あのシーンにおいて、
たとえ改変した未来で再会するとしても、
現代銀さんと未来の仲間達にとっては、
永遠にサヨナラのシーンだった訳なんですよね…(TOT)
その切ない余韻は全て新八に持って行かれたけど!
銀魂の世界に住む人々それぞれが、
つらい過去や、心の傷を抱えて、
時には間違えたり、
一人で抱え込みすぎて、逆に身近かな者を傷つけたり、
そうして迷いながら、
抗いながら、
仲間の大切さに気付いていく。
その一本一本の魂の糸が縁を結んで、
銀魂という独特な世界を作り上げていて、
更に読者までも巻き込んでいく。
不完全で、人間らしい、
とても親しみやすい、
そんな世界を近くで眺めていられるのは、
懐かしい友達や、
その思い出をたどっているようでとても楽しい。
だけど、いつかは終わりが来て、
彼らを見送らなければならないと思うと、
とてもつらいです。
ホント、ラピュタが離れていくシーン観てるみたいに!
今までずっと一緒にいたのに、
一人だけいきなり現実放り出されて、
一体どこに行けというのー!みたいな(笑)
でも、そう思わせてくれるほど素晴らしい作品に出会えたことに、
出逢わせてくれた人々に感謝。
これからも彼らの日常を近くで、
遠くで見守っていきたいです。
銀魂よ永遠なれ!
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