☆銀魂夢小説
□灼熱のウシャ
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「はぁ…はっ…この部屋…暑い……」
「我慢してね」
「どうしてこんなことを…するん…ですか……」
私はチェーンの着いた手錠を掛けられ、神威さんに束縛されている。
天井から提げられたタイプの手錠で、私はしゃがみながら手首を上に取られていた。
しかも、古い牢のような密室で二人きりだ。
…何故かとても暑い牢だった。
ここはどこなのだろう…
「どうしてこんなことになったかわからないの?」
…にこにこと微笑む神威さんは…怖い。
笑顔から想像もつかないような殺気と血の気を感じるから…。
「私が…銀さんと喋ったからですか…」
部屋の温度が変わることはない…暑さで頭がくらくらした。
「わかってるんだね。…それならまずは謝ってもらわないと」
「…ご、ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさ…ぅく………」
神威さんは私の口に手をやり、口を塞ぐ。