☆銀魂夢小説

□灼熱のウシャ
1ページ/8ページ









「はぁ…はっ…この部屋…暑い……」





「我慢してね」






「どうしてこんなことを…するん…ですか……」








私はチェーンの着いた手錠を掛けられ、神威さんに束縛されている。









天井から提げられたタイプの手錠で、私はしゃがみながら手首を上に取られていた。












しかも、古い牢のような密室で二人きりだ。








…何故かとても暑い牢だった。







ここはどこなのだろう…















「どうしてこんなことになったかわからないの?」












…にこにこと微笑む神威さんは…怖い。





笑顔から想像もつかないような殺気と血の気を感じるから…。






















「私が…銀さんと喋ったからですか…」







部屋の温度が変わることはない…暑さで頭がくらくらした。











「わかってるんだね。…それならまずは謝ってもらわないと」







「…ご、ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさ…ぅく………」










神威さんは私の口に手をやり、口を塞ぐ。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ