冬に咲く華
□お酒にはご用心。
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「一体…何があったの…コレ。」
千絵の顔が青くなる。
嘘です。現在、千絵の部屋の前。
「ちょっ…なんでレヴィが…。アハハハハ!!!!ツボだよ、ソレ!!!!やばいやばい(笑)」
「う…笑うな!!!千絵!!!」
「いやいや、兎の着ぐるみ着てその言葉使いはない!!!ってか、何やってるの??」
「パーティーだ!!!」
「パーティー?」
「部屋から千絵を兎の姿で連れていくのが俺がボスから課された任務だ。」
「〜ッ!!!!ちょっともうレヴィその格好で任務とか言わないでッ!!!笑いが止まんないから!!!」
いつもの恨み(個人的な。)をぶつける様に千絵は氷月をふった。
「 氷雨天 」
「ぐぉ!?」
「バイバイ、レヴィ。今まで楽しかったよ。」
「さい…ご…まで……妖艶…だ…。」
「最期までキモいよ、君。」
―――ゲシ。
「ナイス・シュート!!!!」
倒れた兎の レヴィを蹴った千絵。
「千絵、愛しているぞォォォォ!!!!」
「やめろォォォォ!!!(怒)」
千絵は急いで仲間達の待つリビングへ向かった。
これが恐怖のパーティーの始まりだ。
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