love stories
□無条件の笑顔
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｢さーむーいーっ!!｣
｢冬だからな〜笑｣
そうだよ。冬だから寒いんだよ。
｢ここ手ぇいれるか?笑｣
｢入れるっ!｣
そうやって君の冷えた左手を
右ポケットに誘った
冬じゃなきゃできないんだから
寒くないとね
夏には広がる距離が
冬になるとこうして縮まるんだ
｢ほら笑｣
｢…あー…あったかーい…｣
君のほっとした顔を見たら
俺の心はあたたまる
｢りぃってさぁ｣
｢ん?｣
｢昔っから温かいよね〜いいなぁ…｣
｢そうか?逆に流衣は冷たいよな?笑｣
｢ん。冷え性。あーあ!りぃみたくなりたかった!｣
…ねぇ、流衣。
君がりぃって俺のことを呼ぶと
どれだけ俺が嬉しいか知らないでしょ?
他のやつには
理人ってよばせる
｢りぃ｣は君にしか呼ばせない
｢りぃ｣は流衣だけのものだよ
ほら、るいとりぃで、なんか似てる
(俺の自己満足)
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