その他

□意地悪な誕生日
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クリスは着替えを済ませると昨日用意した、ポシェットと、昼食が入っているバスケットを持って家を出ようとした―

ク「あ!」

―が昨日買った金色の小さな箱を忘れたことに気付きあわてて取ると、バスケットの中に放り込み、お気に入りのサンダルを履いて家を出た。




待ち合わせ時間に少し遅れて着いた。
まだお相手はいないようだ。




「ふぅ」と思わず安心の息が漏れると、後ろから声がした。




ゴ「わりぃわりぃ…遅くなっちまった。」




声の主はやはりゴールドだった。肩で息をしている。その姿を見ると怒るに怒れず、さらに自分も遅れたこともあり、クリスはただ笑っていた。








ゴールドの息が整ったところで今日行くテーマパーク「セレビィランド」へ歩きだした。
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