レッド×イエロー
□友達でも…
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ボクは貴方の事が好きです。
もしかしたらそう言えるかもしれない。
もしそれが、勇気の有る無しだけならば…
今日も貴方に会いに行く。
貴方はきっと気付いていない。ボクが昔貴方と約束したその人だということを。
でもボクは言いません。
言ったら絶望されてしまうかもしれないから。
だからボクは『私』だと知られてはいけない。
だからまた、この帽子を手にとって行きます。
だって、まだ貴方を見ていたいから。
夢に向かって輝いている貴方を見つめていたいから。
だから、もう少し待ってて下さい。
ボクに『私』となる覚悟が出来たら、ありのままの姿で貴方に会いに行きます。
だから…もう少しだけ見つめさせて下さい。
もう少しだけ友達でいて下さい。
もう少しだけ…ボクでいさせて下さい。
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