BOOK@

□参考者
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「きゃ――――っ!!!」


ガチャッ

「あと158秒で学校に着かないと遅刻になっちゃう!!」


主人公の私、山田華子(16)はたった今寝坊で大ピンチ☆食パンくわえて走行中なの!!因みに私の夢はお金持ちのかっこいい人と結婚して、死ぬまで大好きな漫画家として活躍すること!!!!好きな漫画家さんは華山エルザ先生なん


「ぅおい山田ぁぁぁあ!!」

バァンッ!!!
私の横に凄まじい勢いで大きな手が現れた

「うるさいなぁ。塚本。机叩かないでください。いきなり何ですか?」

「おまっ…年下だろ!?さん付けって何回言わせれば…ってこのシーンなんだよ!!?」

「何って私の高校時代のノンフィクション青春メモリアルまんがですが」
ハァ…
私の名前使ってんだから読めばすぐわかるだろうに…

「どこがノンフィクションだよっ!!古典的過ぎだろ!!だいたい食パンくわえて走行中とかいって、てめぇこの前食パンは腹持ちが悪いから子供の頃から毎朝白米って言ってただろうがぁ!!!!このヘボ新人!!!」

ちっ
あの時言ったこと覚えてたのか
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