Dグレ
□【君のしぐさ】
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「神田」
そう名前を呼んでみる
すると、ピクッと肩が微かに動き視線だけ僕の方へと向けてくる
「何だよ」
「腰、平気?」
「…っ//」
そう、問い掛けると頬を真っ赤に染めて僕を睨む
「聞くな」
「だって…」
「だったら、最初からすんな」
「それはムリ」
君の言葉に僕は即答する
だって
君が可愛いから
何をしていても
何処にいても
僕は君に欲情してる
君が欲しくて欲しくて
たまらない
「君が好きだから」
「…お…前、よくそんな恥かしい台詞言えんな…//」
そう言いながら、神田はシーツの中に潜ってしまった。
ベットのシーツで顔を隠す神田に僕はゆっくりと近付いて
ベットの縁に腰掛けると、そっと顔があるであろう場所に手を乗せる
「君が大好き」
「愛してる」
次々に甘い台詞を吐く
シーツの外からでも感じる、君の熱
きっと、今君の頬は真っ赤になってるよね?
「こんな事言うの、君だけだよ…神田」
そう囁いて
シーツをゆっくりと捲る
やっぱり君の顔はさっきよりも更に真っ赤に染まってて
恥かしそうに視線を泳がす君があまりにも可愛過ぎて
僕は微笑みを浮べて
君にキスをした
終