東京ANGEL二創作小説

□宿題の報酬
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 コンコンッ ガチャッ


「聖ー。宿題教えてくれ!どーしても解けねーんだ」

「……いいが、高くつくぞ?」

「うっ。べ、別にいいぜ。…今更だし」

「そうか。…なら、自分からキスをするんだったらタダにしてやろう」

「わかったよっ!してやろーじゃねーか」

 そう言って尚也は聖に口付けた。すると聖が尚也の唇と歯列を割って舌を入れてきた。

「んー、っふ…あ……やめっん」

「ごちそうさま。で、どこが分からないんだ?……どうした、尚」

 見ると尚也は顔を真っ赤にして床にへたり込んでいた。

「し、舌……」

「舌がどうかしたのか?」

「舌入れてくるなんて反則じゃねーか!!」

「なんだ、そんなことか」

「そんなことか…じゃねー!!」



 次の日学校では職員室で先生にこっぴどく叱られている尚也の姿があった。

 実は聖、尚也の学力に合わせて全問間違えた答えを書いていたのである。
 

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