東京ANGEL二創作小説
□学校生活
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その日尚也は5時というとんでもない時間に起こされた。しかも起こし方が氷を背中に入れるという最悪なものだった。
「う…ん……っつめてー!!聖!なんつー起こし方してくれるんだ(怒)……って今、5時じゃねーか!あと二時間俺は寝る!」
「そんなことを言っているからいつも遅刻ギリギリなんじゃないか?」
当の本人はしれっと答えて尚也から布団を剥いだ。
「さみーじゃねーかっ。今の季節が何か分かるか?冬だぜ、ふ・ゆ!」
「ああ、夏が寒かったら大変だな。尚の頭もそれぐらい大変かもしれないがな」
「あ?てめー今、俺のことバカにしやがったなっ」
「それがどうした?事実だろう?」
「あー、そうかよ。そーだよな。お前はそーいうやつだよ」
尚也も流石に慣れたもので、早々に言い返すことを諦めてしまっている。