東京ANGEL二創作小説

□小型化
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  ピッ   カタカタカタ

 誰もいない部屋のパソコンの電源がひとりでに付き、何かが送られてきた。

 『「暗殺」パーソナルデータ
   職業 フリーター
   年齢 35歳、独身
   某県X市在住
   身長 180.2cm
   名前 大田信二
   暗殺方法は自由
   ○月×日までに仕上げよ』




 ガチャッ  バタバタ


「ただいまー。って聖、お前なに見てんだ?」

 聖は面倒くさそうに顔を上げてため息を付いた。

「見て分からないのか?次の仕事だ。今回は期限付きのようだ」

「はー?昨日仕事終わったばっかなのにまた来たのか?」
「そのようだな。おそらくどのチームも開いてなかったんだろ」

「なるほど。で、次のターゲットは?」

「大田信二 35歳 フリーターだ。期限は○月×日。明日だ。で、どうやって殺る?」
「一人暮らしなんだよな。じゃあ、室内の事故ってことでよくないか?」
「珍しく同意見だな」
「珍しくって何だよ!珍しくって!」
 かくして暗殺方法は決まったのである。
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