東京ANGEL二創作小説
□罰ゲーム
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「な、なんだよこの格好はー!聖、お前俺に喧嘩売ってんのか!?」
尚也は自室から出てくるなり聖につかみかかった。
「よく似合ってるじゃないか、尚」
「てっめー、ふざけんじゃねーぞ!!なんで俺がこんな格好しなきゃなんねーんだ!」
そういう尚也の格好は素肌に聖のワイシャツ一枚とエプロン、黒色のタイツであった。
「そうだな、文句を言うならそんな格好をしかければならなくなった原因をつくった自分に言うんだな」
尚也につかみかかられたまま聖はこともなげにそう言い放った。そう言われると返す言葉も無い尚也であった。
事の起こりは1時間前である。