頂き物and贈り物小説
□3000キリ番小説 くわちゃん様へ
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「俺じゃだめか??」
この言葉をまた聞くなんて
思わなかった
その日、うさぎは一人教室に残り、居残りをさせられていた
「うぅぅ・・・・わかんないよ・・・・一人でって無理だよ・・・」
うさぎが嘆いていると
教室の扉が開いた
「・・・おだんご??」
その言葉にうさぎは顔を上げる
「星野!!!どしたの??」
うさぎは明らかにうれしそうに笑顔になる
「///あぁ・・・部活終わって、ちょっと忘れ物とりにな。お団子こそ・・・」
星野はうさぎの机の上のものを見ると
ニヤッと笑い
「なんだ、いつものやつか」
「いつもとはなによ!!!」
「まぁ、そう怒るなって!!!俺が教えてやるよ!!」
「星野、わかるの?」
「俺を誰だと思ってんだ?」
「星野だけど・・・だって、星野もこの間15点」
「あれは、問題にミュージカルのせいで・・!ってか、教えないぞ?!」
「あっ!!!!ごめん〜〜〜!このとおり!教えてくださいまし!」
うさぎと星野はじゃれあいながら時を過ごし
プリントも終わり、一緒に帰路についた
「今日は、彼氏とデートじゃないんだな」
「なんで?」
「いや、いつも終わったら速攻帰るから・・」
「////もしかして、バレバレ?」
うさぎは恥ずかしくなり、話題を変えようとする
「昨日の星野のドラマ、見たよ〜〜〜!相手の女優さん、きれいな人だね!!!やっぱり、ドキッとしちゃうの?」
うさぎはからかい口調で話す
「それは・・・ないよ。好きな女じゃないとな」
「へぇ・・・そうなんだ。もてる人は違うね!!!」
うさぎはニヤっと星野を見て笑った
そんなうさぎの態度にイラッときた星野は
「ほかの女にもてても仕方ないんだよ!!お前じゃないと!!!」
えっ??
今・・・・なんて・・・・??
うさぎが呆けていると、肩をつかまれ、星野のほうにグイっと方向を変えられた
「俺じゃ、だめか?」
えっ??
これって・・・・
「俺じゃ・・・だめなのか?」
うそ・・・・・・