始まりの唄

□ACT.Y[ターゲット]
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#ツナ視点#








あの後

俺は屋上を後にして

教室へと向かっていた



ガラガラ




「十代目!!ご無事でしたかっ!!」


「あははっ、大袈裟だってば、獄寺君!」


「なのな!」


「ツナくぅんっっ!大丈夫ぅっ!?」


「あ、うん。大丈夫だよ?ありがとう、美由ちゃん。」
(なんて微塵も思ってないけどね?思ってもない事口にしないほうがいいぞ?(黒笑))




ガラガラ




「あ、雅姫ちゃぁんっ☆何処行ってたのぉ?」


「応接室に連行されてました!」


「は!!?(一同)」


「だっ、大丈夫だったの!?(いくらなんでもそれはバレるぞ?)」


「えぇ!(なんで?)」


「応接室に行っても無傷なんて・・・凄いね・・・(あそこは魔物の巣窟だからww美由の彼氏のいる所だし)」


「あ、すぐに逃げて来たから大丈夫だったの!!(へぇー。確か雲雀恭弥だっけ?)」


「そっか!良かった!(そうそう。)」


「次から気をつけるわ。ご忠告どうもありがと!(美由の彼氏ねぇ・・・眼科か脳外科または精神外科行った方が良いんじゃない?それか私が過去にタイムワープして産婦人科行って流産させてやるわww)」


「ううん、どう致しまして!(黒い黒いwwあ、俺も手伝う。)」


「あ、沢田君、携帯持ってる?(サンキュー!)」


「え?あるけど・・・(なんだよ、いきなり)」


「アドレス、教えてくれる?(知っといた方が便利だから)」


「あ、うん。良いよっ!!(俺は大歓迎だけど、醜いお姫様がどうかな?)」


「ありがとう!!(知るか。勝手にすれば?)」


「今携帯ある?(適当だな、オイ(笑))」


「あるよ!(だって興味ないもーん♪)」


「なんでツナばっかり!!ずるいぞそこ!!!(一同)」


「あ、ごめん!(外野うるさい。)」


「皆のも教えて?(すぐ着拒するから☆)」


「(お前まじヒデェな。)」


「(ありがとう☆お礼に、貴方のその内容量の足りない脳みそに酸素が良く回るように大きい穴を一つ開けてあげましょうか?)」


「(できるもんならやってみろよ。)」


「(よし、分かった。今から銃で頭ブチ抜いてやるから屋上こい)ニコッ」


「(すみません。マジですみませんでした。(笑))ニコッ」


「((笑)ってなんだ(笑)って。馬鹿にしてんのかテメェ)」


「(いや、別にn―――)」


「ツナと雅姫ちゃん仲良いんだね!」


「本当。本当。ずっと見つめあったりしちゃってさ。」


「「(別に見つめあってた訳じゃないんだけど)」」





黒川と笹川に声をかけられて見つめあい(?)が中断された瞬間

隼人の後ろから殺気を感じた








「「(醜いお姫様。)」」




あ、ハモった









チラリと隣りを伺うと、調度あちらもこっちを見ようとしてた所で、目があった。









「・・・プッ、」


「・・・クッ、」


「「あははははははははっ!!!」」









まわりは、何故いきなり笑いだしたのか分からずに唖然としている


中には

「ツナと雅姫ちゃん、いつの間にあんな仲良くなったんだ?」

といった声も聞こえて来る








「あはは、(あーあ、お姫様、めっちゃくちゃ睨んでるよ。)」


「ふふっ(そうね、醜いアヒルの子の方がよっぽど綺麗よ。)」
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