短編
□ゴロウ
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ゴロウは突然一人になりたくなりました。
ニーコが嫌いな訳じゃないし、一人が好きなわけじゃないけど。
ゴロウは自分の体をゆっくりおこします。この体、こんなに重かったっけ、って言いながら。
ゴロウはゆっくり歩きながら、一人になれる場所を探しました。
ゴロウが見つけたのは、庭の外の小さな林。
ゴロウはその中に入って、ペタンとお腹を地面に置きました。それから寝返りをうって、眠りました。
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