夢小説 リクエスト2
□忙しさと寂しさ
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忙しいって分かってる
大変だって事も
だって王者のTOPだもん
でもやっぱ‥寂しいんだよ‥
精市‥
土日も練習
一緒に入れる時間なんてほんのわずか
最近全然一緒にいない
かまって欲しい‥
「名無しさん?」
『あ、ごめん精市』
「何考えてたの?」
『別に、何も‥ごめ』
「俺に嘘って通じると思う?」
凄いな精市‥
こんな事、言ってぃぃのかな?
『最近全然遊んでないじゃん?ちょっと寂しいかなって』
「‥‥‥」
『でも分かってるんだよ。私、精市がテニスに一生懸命なところが好きだから。テニスが好きで、仲間が大切だって‥。だから仕方ないって‥。覚悟の上で付き合ってる‥。こんなの、勝手だって知ってる。でもっ‥』
ぽろぽろぽろっ‥
『ごめんね精市っ‥。ちょっと精市といる時間が減るだけで、こんな‥』
ぎゅっ‥
「ごめんね名無しさん。寂しかったよね‥。言ってくれてありがとう」
『私、精市が好き‥。応援したい‥。大好きだからっ‥』
「俺だって‥大好きだよ。名無しさん‥」
なんでこんなに泣いてしまうのだろう‥?
精市の温かさで?
愛で?
寂しさで?
「でも、みんなに付き合ってるのも秘密。マネにしても‥ファンに虐められてしまう。ごめんね名無しさん‥」
どぅして精市が悲しむの?
私が悪いのに‥
私のせいで‥悲しまないで‥?
バッ
『私、我慢する‥ごめんね精市』
「名無しさん‥」
『部活休みの日‥デ-トしてくれる?』
にこ「勿論だよ‥」
ぎゅぅ‥
『今遊べなくても、大会終わったら‥卒業したら‥沢山遊んで‥?』
「ありがとう‥俺、頑張るから」
『精市‥好きだよ‥』
凄く寂しい
悲しい
でもこんなことで、悲しんじゃダメ
精市を、見れるだけでいい‥
大好き‥
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