捧げ物
□髪の毛・かみのけ・カミノケ
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非番の犬夜叉と珊瑚も加わり、いつにもましてだらけきっている、万事屋。
すると、唐突にかごめが口を開く。
か「銀さんの髪の毛って本当に天パよね。」
銀「…いきなり傷つくこと言わないでくんない?」
神「ていうか、なんで今更アルか?」
か「ん〜、同じ銀髪でも犬夜叉はストレートじゃない?」
新「犬夜叉さんは綺麗なストレートですよね。」
銀「おれだって本当はあんなサラッサラが良かったんだよぉお!!」
犬「ま、まあ落ち着けよ。」
神「そうアル。銀ちゃんの場合は性格に比例してるから、手遅れアル。」
銀「それだったら、犬夜叉だって負けず劣らずひねくれてんだろーが!」
犬「なっ、てめぇそりゃどういう了見でぃ!」
銀「どういうってそのまんまだけどぉ。」
犬「〜〜っ、この頭くるくるパー!!」
銀「くるくるパーってのは髪の毛か!?頭の中か!?」
犬「どっちもだコノヤロー!!」
銀「んだと、この犬っ!!」
犬「っだと、死んだ魚みてぇな目ぇしやがって!!」
銀「いいんだよ、いざというとき煌めくから。」
犬「けっ、煌めいたところなんざ見たことねぇよ!!」
銀「んだと、「いい加減にしろぉぉお」………なんだよ、新八。」
新「さっきから聞いてりゃあんたらは子供ですか!!低次元な争いしやがって!」
銀「はっ、ダメガネに言われたかねぇよ。」
新「ダメガネってなんだコノヤロー!!!!」
それから数十分、男三人の低次元な言い争いが江戸に響き渡ったそうな。
七「…………ガキじゃのう。」
→アトガキ