捧げ物

□髪の毛・かみのけ・カミノケ
1ページ/2ページ

非番の犬夜叉と珊瑚も加わり、いつにもましてだらけきっている、万事屋。

すると、唐突にかごめが口を開く。



か「銀さんの髪の毛って本当に天パよね。」


銀「…いきなり傷つくこと言わないでくんない?」


神「ていうか、なんで今更アルか?」


か「ん〜、同じ銀髪でも犬夜叉はストレートじゃない?」


新「犬夜叉さんは綺麗なストレートですよね。」



銀「おれだって本当はあんなサラッサラが良かったんだよぉお!!」


犬「ま、まあ落ち着けよ。」

神「そうアル。銀ちゃんの場合は性格に比例してるから、手遅れアル。」


銀「それだったら、犬夜叉だって負けず劣らずひねくれてんだろーが!」


犬「なっ、てめぇそりゃどういう了見でぃ!」


銀「どういうってそのまんまだけどぉ。」


犬「〜〜っ、この頭くるくるパー!!」


銀「くるくるパーってのは髪の毛か!?頭の中か!?」


犬「どっちもだコノヤロー!!」


銀「んだと、この犬っ!!」


犬「っだと、死んだ魚みてぇな目ぇしやがって!!」


銀「いいんだよ、いざというとき煌めくから。」


犬「けっ、煌めいたところなんざ見たことねぇよ!!」

銀「んだと、「いい加減にしろぉぉお」………なんだよ、新八。」


新「さっきから聞いてりゃあんたらは子供ですか!!低次元な争いしやがって!」


銀「はっ、ダメガネに言われたかねぇよ。」


新「ダメガネってなんだコノヤロー!!!!」




それから数十分、男三人の低次元な言い争いが江戸に響き渡ったそうな。






七「…………ガキじゃのう。」










→アトガキ
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ