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□おやつのじかん
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「……はぁ?」

何を言い出すんだコイツは。

「何つーか、薄い唇とか赤い舌とか、白い喉元とかがですね妙に…、……あ!時間になっちゃったんで僕ホントに帰りますぅ〜!
さよならですー!」

嵐のようにバタバタと走り去る足音を聞きながら、数秒のフリーズ。

何回か言われた事を反芻して、ようやく、顔を赤く染めた。

ホントに何言ってやがる……!



勿論この後、西澤家のテレビは怪電波で見られなくなった上、数週間に渡る陰湿な嫌がらせの日々がタママを待っていたことは、言うまでもない。



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