物置部屋

□■五章■
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ユーリが目を覚ましましたのは翌日の昼間…いつも朝になると起こしにくる巫娘達がこなくて…

そっか…昨日の夜にコンラッドが来て、あ〜なんだ…その、うん。


身体は綺麗に拭ってあった。布団も綺麗になってて…多分コンラッドが一人でやったんだろうなぁ…と思う。腰に鈍痛があったが動けない程じゃなくて、逆に気だるかった身体が軽くなった気がした。魔力が抑制されてる感じだ。



「ヤルと魔力…使うのか」



ユーリはどうでもいい知識に笑ってお腹が減ったーと、ベッドから降りた。


「………シャワー浴びたい」


やっぱり身体を拭われているにしても汗かいてたしシャワー浴びたいなーと、ユーリは歩きだした。部屋の扉を開ければ…


「コンラッドっ?!」


そこには彼がいて、どうやら朝、巫娘が入って来なかったのは彼のおかげらしい…ってか朝からそこに居たんだ!ってびっくりだ。てっきり血盟城に戻ってしまったと思っていたから。


「おはようございます」
「っお、おはよう///」


爽やかに笑うコンラッドにユーリは昨日の情事を思い出して赤面してしまった。


「お風呂行ってくるっ」


ユーリはそのまま走って行ってしまう。コンラッドはそれからやっと一時、血盟城に戻って行った。




続くんだな
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