物置部屋

□■四章■
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告白から3日過ぎる。


毎晩コンラッドが来てるのは知ってる…でも寝たふりをして気付かなかったふりをしてやりすごして、何も知らない顔で次の日を迎えてる。



今日もコンラッドがだいたいいつも昼間の10時頃に仕事を持ってきてくれてる。

夜以外では本当にコンラッドと離れていたくない。ずっと一緒にいたい!
そう思っていたら今日は…

いつもは絶対に眞王廟から外に出ないのに巫娘達と一緒に外に出て遊んでいた。
まだコンラッドが来るには少し早いから外に出ていても平気だろう。


眞王廟の前に咲き誇る華花の中で裸足になって気持ちよく皆で踊る。

女戦士が歌を歌ってくれる。

踊りは毎日のように教えてもらって覚えた。



タララン

タララッタ

ララリラッタ

ラランっ



軽快なリズムを取れば皆の笑う声が響く、



その歌に合わせるように蹄が遠くから近づいきているのにはリズムにあいすぎて気付かなかった。

楽しくて気づけなかった。





続くんだな
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