キリバン
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『でもさーこれ、お風呂入ってんのとか…撮ったことあったっけ?他にも寝顔とか…着替えとか…ま、基本的に僕とアスラン一緒に写ってるんだけどさ』
キラの声に少し考えて不安そうな顔をしたアスランだが、すぐにホッとして
「それは母上が撮ったやつだろ?風呂場のやつなんか俺達大騒ぎしたじゃないか」
『……っあぁ!!』
電話の相手も納得したのか懐かしい〜って声だ。
「それこっちに送ってくれないか?一緒にはさんであるディスクも…悪いな」
『いいよ〜、今度会ったらいくつか頂戴ね?』
「あぁ、」
アスランの爽やか笑顔にシンやルナマリアは恋人とでも話をしてるのか?と、首を傾げた。その時…シンが何かを発見…写真の話をしてたから余計にそれが気になったのだ。それは明らかに写真でひっくり返して見れば…
「あー!これ軍人学校のだー!」
シンの声にルナマリアが
「きゃー見せてー!」
と、騒ぐ声。その写真は卒業する時に撮ったやつで知ってる人としては
「これっジュール隊長?!」
「シンっこっちはディアッカ先輩じゃない?!」
「すっげぇー!」
「きゃー可愛いー」
それにアスランと電話越しのキラはびっくりして…