キリバン

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「「俺(私)っ手伝います!」」

びっくりするほど大きな声に、アスランは目を丸くしたが、笑ってばつが悪そうに

「あ、いや。いいよ、ありがとう。君達の手を煩わせる訳にはいかないから」

やんわりと断ろうとするが二人は気にしないで下さいよーと、ちらかった部屋にダスダスと入ってきた。

アスランは…

「(絶体にあの写真を二人に見せる訳にはいかない!)」

とか考えていたりして…って、丁度その時…その辺の瓦礫の残骸の中から携帯の音が鳴り響いた。ルナマリアとシンは携帯を探す、メールの着信じゃなくて電話の着信だったからアスランも慌てて探して…

「あった!」

と、シンが叫ぶとそのまま電話にでてしまった!切れてはいけないと言う思いからなのだろうが…その着信音はアスランの最愛のっ

「はーい、もしもし?」

シンがでるとアスランは壮絶な顔をした。

『え?アスラン?』

携帯から微かに聞こえる声は確かに

「あ、すみません。今代わりますからっ」

シンが慌てて言うとアスランはシンの手から携帯を奪うように勢いよけ取った。電話の相手は最愛にして激可愛い俺のキラ(笑)
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