白銀の世界、世界の終わりに私は始まりを告げる
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眠れ、眠れ、膝の上に。
膝の上にある温もりは、はたして本物か。
愛しい彼の顔を見るたびに、安心しきった顔を見るたびに、私の心は締めつけられていくのです。
このままでいいのか、このまま、温もりを感じていいていいのか。
私の心は不安で震えました。
人と繋がることに、心から繋がることに恐怖心を抱いているからです。
貴方に問いかけたい。
――貴方は私が触れることを赦してくれますか?
――お前は俺が触れることを、赦してくれるか?
月は、全てを呑みこむ。
この名前を背負った時点で、私にも全てを背負えれば良かったのに。
【更新履歴】月の欠食の綴り