旅人の歩む運命の道
□第五話
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「行くってどこにだ?」
「教会よ」
そう言って移動し始めた
――団体移動中――
「そういえば、遠坂よ」
「なによ?」
「これやるから俺の情報を漏らさないでくれ」
そういって握りこぶし位の大きさのダイアモンドを取り出した
「なによこの魔力量!!あなたどれだけ込めたのよ!!」
「いやさっき適当に。それよりさっきの質問の答えだが・・・」
「これくれるのなら別に黙っててもいいわよ」
「サンキュー、理解が早いと助かるわ」
そう言って安堵の息を漏らす
そうしてなんだかんだ会話している間に教会についた一行
「ここが言峰教会よ。安心して、ここの神父とは古い知り合いだから危険はないわ」
「マスター、私はここで外敵に備えます」
「俺も一応ここにおるわ」
それを聞いて二人は教会に入って行った