-last- この静かな朝に君は何を思う? やっと見つけた白い空に何を見る? 冷たい地に足を付けて 一歩一歩君の許へ向かうよ 何も残っていないこの世界を 夢の様に感じながら ねぇもしここが愛に溢れた世界だったら 君は一度でも心から幸せを感じられただろうか 誰かのためにその涙を流さずに済んだだろうか もしそんな世界が本当にあったなら 僕が君を連れて行ってあげられたらよかったね この麗らかな陽に君は何を想う? やっと気づいた淡い風に何を聞く? 冷めた君の肌に触れて そっとそっと愛の歌を歌うよ 何も残っていないこの世界を 嘘の様に感じながら ねぇもうここは罪に溢れた世界だから 君はいつも哀しい想いを抱いているかも知れないけど 誰かを想うその心こそ愛に溢れる君なんだ もしこんな世界が永遠に続いたなら 僕が君を花に変えて隣で眠りにつくよ もう君に果てない寂しさなんて見せないから 最後くらい笑えばいいよ |