Love

□last
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-last-


この静かな朝に君は何を思う?

やっと見つけた白い空に何を見る?



冷たい地に足を付けて

一歩一歩君の許へ向かうよ

何も残っていないこの世界を

夢の様に感じながら



ねぇもしここが愛に溢れた世界だったら

君は一度でも心から幸せを感じられただろうか

誰かのためにその涙を流さずに済んだだろうか



もしそんな世界が本当にあったなら

僕が君を連れて行ってあげられたらよかったね



この麗らかな陽に君は何を想う?

やっと気づいた淡い風に何を聞く?



冷めた君の肌に触れて

そっとそっと愛の歌を歌うよ

何も残っていないこの世界を

嘘の様に感じながら



ねぇもうここは罪に溢れた世界だから

君はいつも哀しい想いを抱いているかも知れないけど

誰かを想うその心こそ愛に溢れる君なんだ



もしこんな世界が永遠に続いたなら

僕が君を花に変えて隣で眠りにつくよ



もう君に果てない寂しさなんて見せないから

最後くらい笑えばいいよ



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