メイン(短編)
□お出かけ
1ページ/3ページ
皆さんこんにちは、私、エステリーゼと申します
仲間達からは、エステルと呼ばれています
今日は、いい天気なので友達のリタを誘って街を散歩しないかと、宿屋にいるリタを誘ったら………
「なによっ!!」
「なんだよっ!!」
カイルとリタが喧嘩を初めちゃいました………
‡
リタを誘った時に、カイルも一緒に行くと言い出しました
私は、一緒に行く人が増えるならいいと思ったのですが………
「………なんでよ……なんで、あんたが行きたがるのよっ」
いきなりリタの機嫌が悪くなりました
「いいだろ、オレもリタと一緒に行くんだ!!」
カイルは引く気無いみたいでした
「………その事だけど…ごめん、エステル。あたし……ユーリと先に約束してるから行けないわ」
と、リタは私に謝ってきました
先に約束してたなら仕方ないですね…なら、カイルと一緒に……
「…っ!?ちょっとリタ!なにそれ、聞いてないよ!?」
いきなりカイルが怒りました
‡
「なによっ!!」
「なんだよっ!!」
そして、話は一番最初に戻ります
「あんたは……エステルと行きたいんでしょ………さっさと行けばいいでしょ……」
「……なんで、ユーリさんと約束なんかするんだよっ!!」
さっきから、ずっとこんな調子でずっと喧嘩してます
なんだか、お互いに他の人と行くのが嫌みたいですが………
‡
「……やれやれ、これじゃ昼寝も出来やしないね〜」
と、いきなりレイヴンが部屋に入ってきました
「嬢ちゃん、オレと一緒にお買い物に行こうか!」
えっ?
いきなりです?
手を握られ部屋の外まで連れ出されちゃいました
「あの……なにを……?」
「いやぁ、あぁでもしないとあの二人あのまま喧嘩し続けるでしょ」
確かに、部屋からはさっきまでの言い合いの声は聞こえなくなりましたが………
「さて、嬢ちゃん買い物に付き合ってもらうよ」
私は、少し部屋の中の二人が気になりましたが レイヴンに連れられて宿屋を後にすることにしました