短編2
□トラブルメーカーへの妥協
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俺の主は、トラブルメーカーであり、奇跡的なドジだ。
俺、奈良シカマルは、めんどくさい事に、今や世界に名を轟かせる大企業の社長、うずまきナルトの秘書兼護衛を任されている。
なぜ、護衛がいるのかと言うと、大企業の社長なだけあり、命を狙われる事もあったためなのだ。
が、この男うずまきナルトは、かなりのくせ者だ。
仮にも大企業の社長なのだが、全くもって自覚がない。
少し目を離せば仕事はサボるし、つねに落ち着きなく騒がしい。
やっとこさ探しだし見つけたと思えば、命を狙ってくる輩から逃げている所だったり、どこぞの馬鹿共に絡まれている。
護衛と言うよりも、お守りに近い。
彼の秘書兼護衛に着いてからは、気の休まる日がない。