ONEPIECE

□その先には
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先日の航海士さんの告白により
晴れて付き合うことになった私たち。

でも、クルー同士の恋愛。
その上同性っていうのもあって
内緒で付き合うことに。

勘のいい長鼻くんなんかは
もしかしたら気付いてるかも知れないけど。

「ロぉぉぉぉビぃぃンちゃぁぁぁん!!!!!!…コーヒーお持ちしました」
「あら、ありがと」

そんな私は今ラウンジで読書中。
…っていうのは表向きで、
実際は本を読んでるふりをしながら航海士さんを見ている。

だって…
この船のクルー達、みんな
航海士さんのこと大好きみたいだし…
ほら。今だって…

「もう!!ルフィ!!!海図描いてるときは邪魔しないでって言ってるでしょ!!!!」
「そんなこと言ったてよー。ナミが相手してくれないから」
「ウソップにでも相手してもらいなさい、バカっ」
「お前、船長に向かってバカは失礼だぞ!!バカは!!」

船長さんと仲よさげに話してる。
…2人ともちょっと顔が近いんじゃない??

―ムク

…??
あら??今のは何かしら??

「ロビーン。どうかしたか??」
「いいえ、なんでもないわ」
「そうか??あのな、この本のここが…」

船医さんの声に耳を傾けながらも、
やっぱり視線は航海士さんをおってしまう。

「んナぁぁぁミぃぃさぁぁぁぁん!!!!!!!!!紅茶とおやつのクッキーをお持ちしました」
「ありがと、サンジくん」
「どういたしましてぇ」

―ムクムクムク

また…
さっきと同じ、変な感覚。
いったい何かしら??
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