ONEPIECE

□鈍感な彼女
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ロビンへの思いには気づいたけど、本人に伝える気はない。
伝えなくても、ロビンのそばにいれればそれでいいと思ってた。
思ってたけど…

「あー!!!!!ムカつく!!!!」
「な、ナミさん…??えっと、何か飲み物でも入れましょうか…??」
「ありがと、サンジくん。あ、そうだ!!ロビンの分も入れて」
「了解しました」

最近、イライラしっぱなし。
ただの嫉妬ってのはわかってるんだけどね。
その原因が今も視線の先に。

「ロビン、じゃぁ…これはわかるか??」
「これはちょっと難しいわね。でも、たぶんこういうことだと思うわ」
「おぉ!!ロビンはすげーな!!何でも知ってるんだな!!」
「あら、船医さんも十分物知りよ」
「そ、そんなこと言われたって嬉しかねーぞ!!」
「ふふ。」

ロビンを好きって意識しだしてから、クルー達がロビンと仲良くしてるのを見るとイライラしてしまう。
今も、チョッパーを膝にのせて2人で読書中。
…チョッパー、後でお仕置きね。

ロビンもロビンよ。
しっかりしてるように見えて、どっか抜けてるし。無防備すぎんのよ!!
この前なんかルフィに膝枕なんかしちゃってさ!!
私になんかしてくれないくせに!!
…って、付き合ってもいないのにロビンに対して独占欲まるだし。
はぁ…どうしちゃったんだろ、私。
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