ONEPIECE
□可愛いあの子
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…航海士さん、泣いてるの??
あなたの泣き顔なんて見たくないわ。
いつもみたいに笑って…
「…ごめん。こんなの気持ち悪いよね」
ぽつんと言って、航海士さんは私の上から下りた。
涙を拭おうとしていた私の手は空しく空中をさまようかたちとなってしまった。
「…航海士さん…??」
「ごめん。」
謝らないで。
そんな辛そうな笑顔見せないで。
「今日は船番して頭冷やすわ。ロビン…今のことは忘れて。」
その日から
航海士さんの私に対する態度は少し変わってしまった。