ONEPIECE
□帰る場所
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体中の痛みで目が覚めた。
ルフィやゾロ達と違って
私は普通のか弱い女の子だから
身体のあちこちが悲鳴をあげていた。
「……っ」
ちょっと動くだけで叫びたくなるような痛みが
昨日までの闘いが夢でなかったことを物語っている。
でも、無事ロビンを奪還することができた。
ほら、今は隣のベットで寝て……
って、いないしっ!!!!!!!!
身体の痛みも忘れて
思わずベットから飛び起きた。
また何も言わず私を置いて
何処かへ行ってしまったのだろうか…
ベットに触れてみると
わずかに温もりが残っていた。
「まだ遠くには行ってないはず…」
不安に押しつぶされる前に
痛む身体に鞭打って、ロビンを探しに部屋から出た。