彼岸島

□水浴び
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*一部R16です平気な方はスクロールして下さい。













「海だー!」



「ひゃっほー!」



「涼しい…」



「西山!競争しようぜ!」


「勝ったらジュース奢れよ!」



「暑い……」




上から、俺、ケンちゃん、ユキ、加藤、西山…そしてポンがパラソルの下で汗を掻きながら呟いた。




「ポンは脱がないの?」




良いぞユキ!ポン!その着てるチャックを脱ぐんだ!




「んー、僕泳げないからな…ユキはケンちゃんと泳ぎにいきなよ。」



「え…?…なら、良いけど。」




ユキは解ったのかパサリと羽織ってたのを脱げば水着が見えた…水色のストライプのビキニだった



「明も泳ぎにいきなよ。」



「いや、後少し待つ…」



みんなが泳いでる時に脱がないなんて…おかしい…




「日焼け止め忘れたのか?」



「持ってるよ。」



「なら…変えの下着を忘れたか。」




ギクリとしたポン…ははーん、下には水着を着てるが多分海に付いて下着を忘れた事を思い出したんだろう…
ま、そこが可愛いんだが




「大丈夫、変えの下着が無くてもポンならバレないよ。」



「え…?それもどうかと思うんだけど…明。」



ポンは落ち込みながら言うがソロソロ暑い為、強制的に羽織ってる服のチャックを下ろし、脱がせば姫抱きをして海に放り投げた。




「!げほ!げほっ!明ー!僕の話し聞いてた!?」



「聞いてた♪」



「ごほっ!爽やかに言うな!」




ポンの半裸はかなりエロいって落ち着け俺ー!
器官に水が入ったのか噎せてる…水が掛かった為、何時もの分け目が消えたら普段より幼く見え。
そして真っ赤な顔で涙目だ…




「ぐはっ!」



「明!?鼻血が出てるよ!?」




ダラダラと流れ出した為、西山が泳ぎながら近寄れば肩を叩いて我慢しろと言われた…
あ、加藤が負けたのか…居ない為解った。




「ったく、僕浮き輪借りてくる。」



「なら私も行くー!」




ユキが手を上げればポンと一緒に行ってしまった…(またあの服を着たポンにガッカリしたが…)




「「「可愛いなー」」」



三人揃って言った言葉に俺達に気まずい雰囲気が生まれた。
後から来た加藤によって気まずい雰囲気は消えた…














「ヒヨコにする?」



「普通ので良いんじゃ…」



「じゃあ〜、ピンクにする?」


「僕に聞かないでよ〜」


「だってポンも借りるんでしょ?」



「そうだけど…ピンクはやだ…やっぱ普通のが!んー!」



「おじさん、ピンクの浮き輪とヒヨコの浮き輪一つずつで♪」




ポンの口を抑えながら注文すればポンは嫌なのか手を解こうとするけど力が弱いため無理だったみたい。
それにしても力弱いなー
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