彼岸島

□僕は信じる…
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*捏造です
*吸血鬼椅子に座るのがポンのまんまになります
*明とは付き合ってます
*ぶっちゃけR18
*平気な方はスクロールを…!
















「明、怖いよ。」



「大丈夫だから…」




ポンは毎日不安なんだろう…あんな声を頻繁に聴けばそうなる。
俺に擦り付く用に抱き付くポンの頭を撫でて安心させた




「明…」



「どうした?」



「…おかしいかな…?その、チューして?」




ポンは真っ赤になりながら小声で言えば俺は周りの寝息を聴いたら大丈夫だと解ったから触れる程度にした。




「ン、明…大好き」



「俺も。」




ギュッと抱き締めながら上目遣いで言ってくれたポンの額に唇を落としたら俺達は寝た。












『ああああ!』



『うあああ!』



『いやあああ』




毎日毎日聴こえる悲鳴に俺達はビクビク脅えるしかない。




「ほーれ、飯が欲しいか?人間」



「ちょ、頂戴!」




呆然としてたらポンが握りに手を伸ばしていた。



「惜しい!」



「あ!ああああ!」




ポンが血を吸われてる…!
急いでポンを後ろに引けば泣いている。痛い、帰りたい…ポンはブツブツと言うようになった。




「…明、あきらぁー!帰りたい!帰りたいよ!」



「大丈夫…大丈夫だから。」




ポンは泣き崩れながら俺にしがみついた…
ケンちゃんは鉄格子を蹴っている。
だが、悲劇は直ぐに来た…




「(声が…しない…)」




何時も叫んでる女性の声がしない…
ポンはあれから落ち着いたのか今は西山と加藤と会話している。
吸血鬼達が来た




「この中から座る奴を決める。」




悪魔の声がした……
ポンは恐怖心で開いた扉から逃げようとしたら右手を刺された。




「ポン!」



「痛い、ヒック…痛いよ〜」




ポンに付き添い溢れ出る血を見たら吸血鬼達は舌なめずりをしてる…
ユキからハンカチを貰えば止血をしてたら吸血鬼の一人が言った




「決まらないなら…この"輪"の中に入れた奴を連れてく。」




吸血鬼は松明を床に付ければグルッと描けば"輪"が出来た。
ポンの血が少し治まれば背後の気配がしてる…
俺かポンを押す気だ。
ユキにはケンちゃんが居るから無い、ケンちゃんも無い。
なら…俺かポンを見捨てるのが解る。
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