彼岸島
□僕の全て
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*R18です…棄てないで…の数時間前ぐらいです。平気な方だけご読み下さい。
それと、今回のポンの名は捏造の名前を呼ばせてます。
「雅。」
「どうしたんだ?雄一」
修業が終わった一時…
僕は雅と付き合ってるけどまだ手を出されないから不安だ。
不安が募った為、僕は雅に聞いた
「何で手を出さないの?」
「な!…その…」
珍しく雅が赤くなってる。僕がクスリと笑えば抓られた
「いたたた…」
「雄一が変な事を聞いたからだ!」
「だって…不安何だもん。」
本当に愛されてるのか…たんに気紛れで愛してるのか。
雅は僕を抱き締めたら囁いてくれた…
「私は人の愛し方が解らない…雄一…貴様を大事にしたいんだ。」
「僕を…大事に?」
昔の僕は愛されるより発散相手…つまり性欲の発散や暴力、金銭的な発散をされていた。
「キスをしたり、抱き締めて愛を囁くのでは不安か…?」
「…う、ん…」
雅の腕に手を添えながら言えば雅に引かれたら寝室に付いた。
「何時もなら直ぐ寝るが…不安なら一つになるか?」
雅の甘い響きは好きだ…僕が頷いたらギュッと握り締め直された。
寝室にはひかれた布団が二組……灯りは机の近くで揺れてる…中は蝋燭を入れてるんだけど名前を忘れてしまった。
「雅…抱く前に、僕の話しを聞いてくれる?」
「…別に良いが。」
僕はツラい過去を思い出して泣きそうになったが拳を作り押さえた…
「…棄てない?」
「逃げても逃がさない。」
「嫌わない?」
「愛してる。」
額、頬、手の甲にキスをした雅が相づちをして答えてくれた。
「僕…"ハジメテ"じゃないよ?」
「淫乱なのか?」
「違っ!……無理矢理、抱かれた。」
俯きながら言えば雅の眉間にシワが寄った。
やっぱり嫌だよね?
「雄一を犯した奴…殺しに行って良いか?私の妻に手を出しやがって…」
「こ、殺しちゃダメだよ!?えっ?そっちに怒ってるの!?」
「当たり前だ…私好みのいんら…私好みにヤろうとしたのに!」
「淫乱って何だよ!…まぁー、そうなるのかな?」
雅が拳を作りながら力説するのをツッコミを入れたら本題に入る為、深呼吸した。