夫婦


□夫婦の嫉妬
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「斧神さ〜ん」



「久しぶりだな…ん?少し背が伸びたか?」



「えへへ…嬉しいな。」



ーイライラー




「あ、きょ、今日!その、おにぎり作って来たので…良かったら…」



「おにぎり…か…ありがたいな。」



「あ、あーんして良いですか?」



「ガァァァァァア!もう我慢ならん!!」




何故私がいるのに無視をしてイチャイチャしているんだ!しかも何だ!この首輪は!ポンが最初付けてくれっと上目遣いで言うから付けたら柱に結ばれるでわないか!




「何?どうしたの?」



「み、雅様!?何時の間に!?」



「ずっといたんだが…」



イライラしながら言えばポンが私に近寄って来た…そうか…!やっと紐を解きに来たのか!




「五月蝿いよ?雅…」




……な、何か…怖い!え、笑顔だが…え、笑顔だが目が笑っていないでわないか!




「斧神さん、マスク取って下さい。」



「な、だが…」



「僕、もう怖くないよ…?…ダメかな?」




わ、私の妻の上目遣いを見やがって〜!ウガァァァァ!今直ぐ殴るぞ斧神!



「ですが…その、雅様が…」



「じゃ、コッチに来て!」



「ポン!?」




妻と斧神が建物の裏に行けば声だけがした…今直ぐ犯すぞ…ポンよ……柱を鉄扇で斬りつけ様としたら背後から殺気がした。




「雅…次に行くよ…」



「はっ?って!引き摺るなぁ〜!」




ポンは突然紐を解くからバランスを崩れた私が転けたが気にせず私を引きずり出した。

な、何故こうなったか解らない…な、何故だぁ〜!











夫婦

嫉妬











「ガァァァァァア!いい加減止めろ!」



「なら、どうして僕が怒ってるか解ったらもう雅の前でイチャイチャしないよ…」



「…はっ…それだと私がいない時にイチャイチャすると言ってるでわ無いか!」



「チッ」




うっ、つ、妻が…黒い……そして何故こんなにもイライラする行動ばかり取るんだ!




「明に会いに行くよ。」


「はっ?!」




またズルズルと引き摺られそうになった私は何とか歩く速度を早めたが…ポンの方が早い…だと!?



「転けたら引き摺ってあげるよ?」



「フフフ、結構だ」




そしたら突然止まるからよろめいてしまったが何とか耐えたと思ったらいきなり走りだした…な、何だとー!?




「が、ガァァァァァア!」




やはりズルズルと引き摺られる形となってしまった…せ、背中がやられる…!
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