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暑中お見舞い
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「ったく、毎日くそ暑くて困るぜ」
 
「次元、そう苛々するでない」
 
「こう暑苦しいのに、苛々しないでいられるかってんだ」
 
「心頭を滅却すれば火もまた涼し、というであろう」
 
「んな器用な事できるかよ!」
 
(カチャリ…)
 
「…取り敢えず冷水でも飲んで、身体の中の熱を冷やして落ち着いたらどうだ?」
 
「‥あ、あぁ折角だから、そうしてみる事にするぜ」
 
「ほぅ、今日はヤケに素直に耳を傾けるのだな」
 
「……五ヱ門、お前一回自分がどういう格好をしているのか確認した方が良いと、俺は思うんだがなぁ〜」
 
「………。」
 
「………。」
 
(カチャッ←斬鉄剣を納める音)
 
「……すまない」
 
「いや、気にするな。今のでかなり身体が冷えたぜ;」
 
「…ふっ」
 
「しかし、暑いな」
 
「お主一度黒以外の涼し気な色を着たらどうなのだ?」
 
「俺はこの色が気に入ってんだ、黒の方が落ち着くんだよ」
 
「そうか…(いつまでたってもこの男に、涼しい日は訪れないだろう)」
 
 
 
 
 
 
 
「「(それにしても暑いな…)」」
 
 
 
 
 
 
 
2010.8/7
 
 
**********
 
 
以下、あとがきの文章。
 
読みたい人のみ、どうぞ(^_^)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
拍手、ありがとうございます!
 
次元と五ヱ門の会話でした。
次元が暑い暑いと言っていて、
クールに喋る五ヱ門。
ですが彼も、れっきとした人間。
途中から剣を取り出し宙を切り付け、暴れています(笑)
そして、次元は冷や汗をかきながら素直に聞くのです(´∀`)
 
 
そんな二人を書きたかった^^
 
 
そんな妄想をしていて書いた、
暑中お見舞いの語りのみの短編小説になります^^
 
 
毎日暑いですので、水分をこまめに摂って、気を付けて下さいね(>_<)
 
 
 
後書きが長くなりましたが、
拍手ありがとうございました!
 

 

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