英雄への道

□来た!我らのヒーロー
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人数が優勢になった事でいっちゃん達はオールマイトをサポートしようと動こうとする。


『何バカ言ってるの!私達のできる選択は【逃げる】事だよ!いくら人数が優勢だからってできるわけないでしょ!!』
「せーちゃん!?」


私は皆に怒鳴る。


「何言ってる動力…さっきのは俺が入らなかったらオールマイトがやばかっただろ。」
「そうだよせーちゃん、それに時間だって…っ!」


わかってる…
さっきのサポートが無ければオールマイトが危なかった事も…
オールマイトの活動時間のタイムリミットが近い事も…
でも…


「動力少女の言う通り、そしてそれはそれだ轟少年!!大丈夫!プロの本気を見ていなさい!!」


死柄木 弔が指示を出す。


「脳無、黒霧やれ。俺は子どもをあしらって動力 精羅を捕まえる。」


死柄木 弔がこっちへむかってくる。


「クリアして帰ろう!」


しかし、次の瞬間、

ズァッ

とてつもない威圧が辺りを駆け巡る。
その威圧に死柄木 弔は向かってくるのをやめてその場から下がる。
威圧はオールマイトから放たれたものだった。


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