大罪への道

□大罪一つ
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忌まわしい出来事から数年が経過した。

若者ことウィルは牢獄で無意味な時を過ごしていたが、ある少年によって牢からだされ少年の下で騎士団【八つの大罪】として過ごした。
その際懐かしい友、バンとの再会も果たし時に笑い、時に騒ぎ、時には些細な言い争い等沢山の出来事を騎士団のメンバーと過ごした。

バンやかつての少女と同様とまでにはいかなかったがウィルはメンバーにも心を開いていた。
ウィルはメンバー一の大罪人だったがバンはもちろんメンバーの誰もがそんな事を気にする者はいなかった。


そんなある日のこと、聖騎士長に呼ばれた八つの大罪は古城の通路を歩いていた。
そして、部屋に入るとそこで見たのは無数の槍に串刺しにされ息絶えた聖騎士長の姿だった。
唖然としたメンバー達だったが、次の瞬間沢山の気配を感じた。

古城の周りを沢山の兵士たちが囲っていたからだ。
聖騎士も下級兵も、沢山の兵士がしろをかこんでいた。

メンバーはひとまずこの場を切り抜けるため、互いに健闘を願いその場から去った。

そして十年後、再び大罪人達は集まりだした。


清らかなる王女の願いの元に…



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