短編小説文
□手をつないで
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「……は?」
思わず間抜けな声を上げた俺に、翔太が息をつきながら繰り返す。
「だーかーらー、俺とお前と、それから遠藤と久保と清水。この5人で班になったって言ってんの」
「…マジで?」
「マジ」
最悪だ。
終わってる。
よりにもよって、よりにもよって…!!
何で遠藤と同じ班なんだよ!!
楽しみにしてた修学旅行が、一転して究極の最悪旅行と化した事を、俺は悟った。
《手をつないで》
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